和歌山市北部を東西に走る都市計画道路「西脇山口線」で、平成14年度から工事が進められていた園部、六十谷、直川地内の区間計1920㍍が完成。9月30日、4車線での供用が開始された。事業費約119億円。
園部の480㍍と六十谷の540㍍は2車線から4車線に拡幅。直川の900㍍は4車線のバイパス道路を新設し、西端で堤防と粉河加太線を南北につなぐ市道直川45号線に連結した。
供用開始した道路は幅員25㍍。両側に自転車、歩行者道を設けている。朝夕の交通混雑の緩和や、歩行者などの安全性向上が期待される。
園部、六十谷に残されている2車線の区間も引き続き4車線化工事を進め、紀の国わかやま国体(平成27年9月26日開幕)までの早期完成を目指す。
直川から、さらに西に向けて国道24号につながる4車線バイパスの新設工事も進め、平成29年度の全線開通を目標にしている。