男性を金属バットで殴り殺そうとしたとして和歌山東署は15日、 和歌山市有本の飲食店経営、 小田康之容疑者 (44) を殺人未遂容疑で逮捕した。 暴行については認めているものの、 殺意について 「殺すつもりはなかった」 と否認しているという。
同署によると、 小田容疑者は今月8日午後10時50分ごろ、 同市岡北ノ丁の大新公園の路上で、 呼び出した同市津秦の無職、男性(48)に対し、 背後から金属バットで左太ももや頭を数回殴り、 殺そうとした疑い。 襲われた男性は失神し、 打撲や左助骨骨折などのけがをした。 その後、 目撃者からの通報により事件を認知した同署が捜査を進めていたところ、 15日になり小田容疑者が出頭してきたという。
2人は古くからの顔見知りで、 5年ほど前に一度、 互いのグループ同士でけんかしたことがあったという。 同署が動機を調べている。