8月9~10日の台風11号による県内農林水産業の被害額は、最終的に約18億8500万円に上ったことが、県のまとめで分かった。
内訳は、農作物等約2億2600万円▽畜産関係約2600万円▽農地・農業用施設13億3300万円▽林業関係約2億8900万円▽水産業関係約1100万円――。
特に田畑のあぜの崩壊や、水路の被害など、農地・農業用施設の被害が10億5600万円分、新たに判明。被害額は有田川町が190カ所3億200万円で最も多かった。
本紙エリアは紀の川市が34カ所1億3900万円、海南市が86カ所3200万円、紀美野町が19カ所2800万円。