紀の川市の演歌歌手、宮本静さんが歌い、シンガー・ソングライターの植松淳平さんが作詞作曲した「和歌山ラーメン」の歌のCDが全国発売されたのを記念して7日、和歌山市鳴神の花山温泉でジョイントライブが行われた。演歌のこぶしを効かせながら、ブギウギ調で歌う乗りのいい曲に家族連れや温泉客ら約120人が体でリズムを取り、楽しんだ。
「和歌山ラーメンの歌」は、平成17年に植松さんが作った曲で、ライブで人気があった。共演した宮本さんが歌った時に客から好評だったためCD化につながった。
ライブで宮本さんは、オリジナル曲「おいでよ、花山温泉へ」「我が名は青洲」をはじめ、植松さんが宮本さんのために作った初披露の曲「ねえ、あんた」など15曲を歌い上げた。
この日は、「味丸県体前中華そば」と宮本さんがプロデュースしたラーメンの販売もあり、人気を集めた。
同市岩橋の木村恵子さん(69)は「温泉に入ってほっこりした気分で歌を聞き、和歌山ラーメンを食べて、とても充実した休日が過ごせた。和歌山を再発見した気持ちで明日からも頑張れます」と笑顔を見せていた。