紀美野町文化センター木の温もり広場で15日、夏祭りが行われ、風物詩の花火が山あいの空を華やかに彩った。お盆休みに合わせた地元手作りの行事。多くの地域住民やふるさとに帰省した家族連れらでにぎわった。
ステージは地元の学生やサークルの発表、歌手・河村一樹さんのライブで熱気ムンムン。地元17団体による飲食の出店も盛況で、りら創造芸術高等専修学校の「りらプリン」は250個がプログラム半ばで完売する人気ぶりだった。盆踊りではやぐらを囲み、「きみの音頭」でパワー爆発。花火大会は1500発が夜空に美しく咲き、来場者はうっとり見上げていた。
主催の実行委員会によると、町の人口を超える約1万7000人が来場。後半は雨もやみ、会場には笑顔と活気があふれていた。