地元の新鮮な海産物を販売する和歌浦漁港交流拠点施設「おっとっと広場」(和歌山市新和歌浦)は、夏の漁港で夕涼みをしてもらおうと、10日午後5時から8時まで、初めての「夕市」を開く。雨天中止。
おととし11月に開設し、週末にオープンしている同施設。これまでは日中だけの営業だったが、「夏の縁日のような催しができたら」と今回の夕市を企画。漁港を開放し、夕涼みの場を提供する。
夕市では、施設前に自由に座れるスペースを設け、焼き鳥や焼きそば、生ビールなどの飲食を販売する他、施設内では蒸しホタテやエビのから揚げ、寿司などが売られる。また、スパーボールすくいやスマートボールといった子ども向けのブースも設ける。
この日は和歌山市長選、市議補選の投票日。同施設の澤口雄正(かつまさ)館長(49)は「投票を済ませてから、夏休みに入った子どもも一緒に家族連れで遊びに来てください」と呼び掛けている。問い合わせは同施設(℡073・446・3305)。当日、午前10時から午後2時は通常営業で、鮮魚販売などがある。