和歌山北署は30日、和歌山市木ノ本の無職、井澤敏子容疑者(72)を殺人未遂容疑で緊急逮捕した。容疑を認めているという。
同署によると、井澤容疑者は同日午前4時30分ごろ、自宅で、部屋で寝ていた孫の少年(15)=中学校3年生=の首をひもで絞め、持っていた金づちで頭を殴り殺害しようとした疑い。少年は金づちを取り上げるなどして抵抗し、額付近を切るなどしたが命に別状はなかった。その後に「首を絞められた」などと署に訴えに来た少年から事情聴取していたところ、井澤容疑者が自首してきたという。動機については「不登校でいつも家にいる孫の人生を悲観してやった」と供述しているという。
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孫への殺人未遂容疑 72歳祖母を逮捕
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