和歌山市の夏を彩る第62回港まつり花火大会(実行委員会主催)が27日、同市西浜の和歌山港中ふ頭で開かれ、会場周辺に訪れた人だけで雨模様だった昨年の約3倍、3万人以上(主催者発表)でにぎわった。
午後8時、大橋建一市長の開会宣言で幕開け。大橋市長は「和歌山にこんなに若い男女がいたのかと思うほどの大勢の人。ことしも皆さんの寄付と協賛金で盛大に開催できた。来年もぜひ協力を」とあいさつした。
300㍍沖合の台船から、1時間かけて約3000発を打ち上げ。特に大きな花火が上がると「これはすごい!」「きれい」と拍手が起こり、それぞれスマートフォンで撮影するなどして夏の思い出を残していた。
今回は初めて会場に個人協賛金の受付が設けられ、事前の分と合わせて約400人が協力した。