23日午後0時30分ごろ、和歌山市中之島の市営紀和駅団地で、ごみ収集を行っていたパッカー車から出火。乗車部分のキャビンと荷台のすきまから激しく焼ける火災があった。
市によると、発生当時、作業員2人が停止してペットボトルの収集作業中、運転席後部のエンジン付近から突然白煙が発生し、その直後に火柱が5㍍以上も上がるなど激しく燃えたという。運転手は、作業員の声に気付き脱出したため、無事だった。燃料の天然ガスには引火しなかった。けが人もなかった。
車は同日午前8時に同市出島の事務所を出発。約4時間半稼働した後に車が発火した。車両自体から発火したのは初めてという。
消防と警察が出火原因を調べている。