バスケットボールが日本に伝わって100年――。日本バスケットボール協会(JBA)は19~21日、京都・大阪・神戸の3市で記念試合「東日本大震災復興支援ゼビオチャレンジカップ バスケットボール男子日本代表国際親善試合2014」を開催する。近畿2府4県の高校生選抜が前座試合を務め、20日には県国体少年男子の強化選手が晴れの舞台に登場する。
バスケットボールは大正2年(1913)、米国のフランクリン・ハートウェル・ブラウンによって関西に伝えられたのが国内での歴史の始まり。昨年100周年を迎えた。
今回の記念試合のために、日本は全国の大学生や高校生から選抜した、2020年の東京五輪で主力になるであろう日本代表チーム「ヤングジャパン」を編成。バスケットボール発祥の地とされる米国マサチューセッツ州の名門・スプリングフィールド大学のチームを迎えて親善試合を行う。
前座試合は2府4県の男子高校生選抜が対戦。和歌山は20日午後2時から、舞洲アリーナ(大阪市)で大阪選抜チームと戦う。県選抜主将の甲藤(かっとう)成輝君(17)=和歌山北3年=は「記念すべき大会で試合ができるのはうれしい。チーム一丸となって自分たちのバスケットをする」と意気込む。
県バスケットボール協会の中澤亨理事長(57)は「NBLの和歌山トライアンズがウエスタンカンファレンスで優勝し、和歌山でバスケットボールの機運が高まっている。来年の国体を見すえて戦う選手たちを応援してくれたらうれしい」と話している。
19日はハンナリーズアリーナ(京都市)、21日はグリーンアリーナ神戸(神戸市)で開催。詳細はJBA公式サイト(http://www.japanbasketball.jp)。
県協会は特別価格でチケットを用意している。問い合わせは中澤理事長(星林高内、℡073・444・4181)。