打田鯉放会(団勇会長)は8日、紀の川市打田の田中小学校の4年生70人と一緒に、同校近くの烏川と佐川の合流地点でコイの稚魚を放流した。
地域の川をきれいにし、命や自然を大切にする気持ちを児童らに育んでもらうことを目的に、毎年実施している行事。ことしで18年目を迎えた。
児童は同会が調達した約5~20㌢の稚魚約400匹をバケツに受け取ると、川沿いで列になって一斉に放流。放流後は川の中を泳いでいく稚魚を観察していた。
児童を代表して巽美愉さんは「みんな一生懸命取り組んでいたので、コイも喜んでいると思います」と、同会のメンバーらにあいさつをしていた。