プロバスケットボールNBLの和歌山トライアンズは1日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で記者会見を開き、新加入選手と新設ポストのPR大使がお披露目され、それぞれ抱負を語った。
今季最初の加入選手は、和歌山市出身の寺下太基選手(34)。約10年をbjリーグでプレーしてきた寺下選手は、「bjは(体格など恵まれた)外国人選手が多かったが、NBLは少ないルールなので、自分としてはワクワクしている」と表現し、心機一転NBLの舞台で活躍することを誓った。16年ぶりに地元和歌山に拠点を移すことについては「いよいよ地元でプレーできる。優勝を目指すことはもちろんだが、子どもたちが感動する熱いプレーを見せたい」と意気込んだ。背番号は、大阪産業大学卒業後に入団した松下電器時代から一貫した番号「15」を背負う。
PR大使に就任したのは、元日本代表でbjリーグで複数球団のヘッドコーチを務めた石橋貴俊氏(45)。身長210㌢、体重150㌔の石橋氏は会見の第一声で「その辺の力士より大きい体です」と自己紹介。PR大使の抱負については、「富山、滋賀、信州と行く先々で、ベストブースター賞を取ってきた。和歌山でも盛り上げたい」と任務への自信をみせた。