和歌山市の中心市街地再開発事業などを手掛けた昭和倉庫㈱社長の竹中泰三(たけなか・たいぞう)さんが1日、脳梗塞のため97歳で死去した。葬儀は親族のみで執り行われた。「お別れの会」を6月12日午後2時から、和歌山市屋形町2の10、ルミエール華月殿で開く。
竹中さんは昭和28年に社長就任。官民協力の中心市街地活性化事業に参画し、平成24年3月、同市美園町に複合商業施設「けやきガーデン」を完成させた。また、大学生などへの奨学金貸与事業を行う公益財団法人竹中養源会理事長や県公安委員、市教育委員などを歴任した。
お別れの会の問い合わせは昭和倉庫(℡073・424・4137)または竹中養源会(422・0803)へ。