第三者に譲渡する目的で口座とキャッシュカードをつくったとして和歌山西署は1日、 和歌山市紀三井寺の無職、 小池満子容疑者 (57) を詐欺と犯収法 (詐欺、 犯罪による収益の移転防止に関する法律) 違反の容疑で逮捕した。 容疑を認めているという。
同署によると、小池容疑者は昨年8月22日、市内の金融機関で、口座の開設とキャッシュカードの発行を申し込み、9月初旬に郵送で交付を受けて、 氏名不詳の第三者に暗証番号を書いた紙とカードを郵送した疑い。
小池容疑者は融資を受ける条件で犯行に及んだといい、 開設された口座は振り込め詐欺に悪用されていたという。 ことし2月27日に金融機関から県警に通報があった。