27日午後6時10分ごろ、和歌山市和歌浦東の住宅地で「自宅が燃えている」と110番通報があった。火は、消防車8台が出動し、約1時間ほどで消し止めたが、木造2階建ての2階部分(約40平方㍍)が焼けた。
和歌山西署によると、民家には出火当時、この家に住む伊藤泰典さん(72)と娘の2人がいた。煙が出ていることに気付いた娘が通報した。伊藤さんは、逃げる際に顔に軽い火傷を負った。近くに住む住民によると、「建物西側の2階窓から火が出るほど激しく燃えていた。すごかった」と話していた。
警察と消防が出火原因の特定を急いでいる。