第86回選抜高校野球大会に出場する海南で7日、壮行会があり、選手たちが夢舞台での健闘を誓った。
生徒ら400人の拍手を受け、センバツ旗を手にした矢須健介主将(2年)を先頭にナインらが入場。校歌斉唱後、主催する毎日新聞の新土居仁昌和歌山支局長、県高野連の松下博紀理事長があいさつし、嶋田博文教頭が「君たちを支える気持ちは出場校の中で一番。夢舞台で普段通りのプレーを見せてください」と激励した。
生徒会長の村越康祐君(2年)が「みんなで一丸となって海南旋風を巻き起こしましょう」と呼び掛け、矢須主将が「感謝の気持ちを忘れず、はつらつとしたプレーで、まず一勝を目指します」と力強く宣誓。教職員が応援歌「勝利の誓い」を熱唱し、ソフトボール部の城村美帆主将(2年)ら応援リーダーが必勝のはちまき姿でエールを送った。吹奏楽部が応援曲を演奏し、女子バスケットボール部の中野愛衣主将(2年)らチアがダンスを披露。2週間後に迫る開幕へ、熱気あふれる中、士気高らかに選手が退場した。