紀の川から引き揚げられ、現在、県立紀伊風土記の丘(和歌山市岩橋)で公開準備が進められている「巨大クスノキ」についての報告会が15日午後1時から3時まで、同施設で開かれる。
巨木の移設工事や樹齢、クスノキから考える和歌山の古代について、学芸員が報告する。参加費300円(別途入館料)。先着50人。申し込み、問い合わせは同施設(℡073・471・6123)まで。演題は次の通り。
クスノキの巨木の移設工事の概要▽クスノキの巨木の概要~生育年代と樹齢について~▽クスノキの小さな自然観察~植物学的な視点から~▽きみはクスノキをみたか~古代のクスノキからみえてくるもの~▽和歌山県の古代におけるクスノキの利用~考古資料より~。