年が改まる12月31日から1月1日にかけて、和歌山県和歌山市内の池や川で相次いで男性の遺体が浮いているのが発見された。
和歌山東署によると、12月31日午前7時40分ごろ、中之島の大門川に男性が浮いているのが見つかり、市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。
現場は県立体育館の北東約90㍍で、近くを通り掛かった男性が発見し、交番に通報した。亡くなった男性は市内の会社員(48)で、死因は溺死と判明した。
1月1日午後4時55分ごろ、六十谷のため池「三昧池」では、人の両足のようなものが見えているとの通報があり、警察から連絡を受けた消防の救助隊が出動し、浮いていた男性を救出したが、すでに死亡していた。
現場は六十谷西ニュータウンの一角で、近くの公園で子どもを遊ばせていた男性が発見。死亡していたのは近所の男性(71)で、12月中旬ごろに溺死したとみられている。
いずれも同署が、死亡の経緯などを調べている。