公務中に人身事故を起こしたなどとして、和歌山市は7日、市民環境局の男性職員2人を減給の懲戒処分とした。
市人事課によると、青岸清掃センターの技術副主査(42)は昨年6月17日午後2時25分ごろ、同センター内でショベルローダーを運転して粗大ごみを運搬中、スロープに停車していた紀の川市の男性が運転する1㌧トラックに追突。男性は首をねんざする軽傷を負った。
同副主査は、平均賃金1日分の2分の1の減給となった。
収集センターの技術主査(37)は、平成23年7月19日午前8時55分ごろ、ごみ収集車で六十谷の市道を西進中、信号のない交差点で南から進入してきた市内の女性が運転する軽乗用車の側部に衝突。女性は骨盤骨折などで全治3カ月の重傷、収集車に同乗していた2人の職員も首のねんざや打撲の軽傷を負った。
同主査は昨年12月24日午前10時55分ごろには、青岸清掃センターの東約600㍍の道路で収集車を運転中、制限速度時速40㌔のところを71㌔で走行し、速度違反で検挙された。
同主査は、この2件で平均賃金1日分の減給となった。