高校生らの本格的な受験シーズン幕開けとなる本年度のセンター試験が18日、始まり、県内でも4会場で行われた。
ことしの志願者は昨年と比べ13人多い3788人。和歌山大学会場でも開始時刻の1時間前から、続々と受験生が訪れた。広場には、高校教諭や塾講師らが、受験生を待ちかまえ、「ガンバレー」と声を掛け、試験会場に送り出した。
朝から雪が降るなど冷え込んだこの日、会場には、カイロで、かじかんだ手を温める受験生の姿も見られた。
初日は地理歴史、公民、国語、外国語、リスニングが、19日には、理科、数学が予定されている。
同会場で試験に臨んだ、県内の大学合格を目指しているという耐久高校3年の大嶋万寛君(18)は「休日には、10時間ぐらい勉強し準備してきました。センターが終わって一休みして、また大学入試に向けて頑張ります」と話していた。