紀の川市の桃山グラウンドで5日、同市消防団の出初め式が行われ、放水や積載車行進を披露して士気を高めた。
消防団員1169人が参加。式では消防殉職者に対する黙祷や人員報告などが行われた。中村愼司市長は「さらなる協力をいただき、市民が安全で安心な生活ができるように期待しています」と式辞。20年以上務めた団員55人に県消防協会総裁表彰、17年以上務めた団員15人に那賀地域消防協会会長表彰が贈られた。
放水訓練では市内旧5町の各団員が車両からつながれたポンプを持ち、順番に勢いよく放水。見物していた住民たちは虹のアーチを撮影するなどして楽しんでいた。