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アルミ缶回収17年/鳴滝小を表彰 リサイクル協会

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 アルミ缶リサイクル協会の本年度アルミ缶回収優秀校に、17年間にわたり回収活動を続けてきた和歌山市善明寺の鳴滝小学校(鈴木猛示校長)が選ばれ、24日同校で表彰式が行われた。同協会では全国の小中学校を対象に、アルミ缶回収の優秀校を表彰しており、ことしは全国で72校(小学校52、中学校20)を表彰。県内からは同校の他、御坊市立河南中学校が選ばれている。

 同校では環境活動の一環として、平成8年度にアルミ缶の回収を開始。委員会が中心となり、地域や保護者らに協力を呼び掛けてきた。

 これまでに換金して車椅子を購入、福祉施設に寄贈したり、収益で花の種や野菜の苗を購入し、校内の栽培活動にも取り組んでいる。地域に住む人も協力的で、学校に持参してくれるという。ことしに入ってからは半年間で約340㌔を回収した。

 表彰式では、同市西浜の廃棄物処理業者、平安堂商事の平田敦紀代表から、給食環境委員会長の近藤猛君と児童会役員の伊藤裕麻君に、表彰状と副賞の図書カードが手渡された。

 児童を代表し、児童会役員の廣田菜花さんが「この表彰は、17年間先輩たちが続けてきてくれてもらえたもの。これからも環境に気を付けて活動を続けていきたい」とあいさつした。


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