訪問介護先から通帳と印鑑を盗んだとして、 和歌山北署は16日、 かつらぎ町の介護士、 森本昌明容疑者(49)を窃盗容疑で逮捕した。 容疑を認めているという。
同署によると、 森本容疑者は3月4日から4月8日までの間に、 和歌山市木ノ本の無職女性 (92) 宅で、 女性の通帳と印鑑を盗んだ疑い。 通帳がなくなっていることに気付いた親族が、 今月9日に同署に相談した。
通帳の口座から数回にわたり計約1000万が引き出されており、 同署は森本容疑者が着服したとみて、 防犯カメラの映像などで裏付けを進めている。
森本容疑者は女性宅に昨年8月ごろから派遣され、 週2、 3回介護サービスに訪れていた。 「通帳と印鑑は室内を掃除していた際に見つけた」 と供述しているという。