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環境負荷削減へ 東洋ライスが太陽光発電事業

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 電力不足と環境負荷の削減に貢献しようと、東洋ライス(本社=東京・和歌山、雜賀慶二社長)は三重県伊賀市の同社保有地(7000坪)に発電出力1000㌔㍗相当のソーラーパネル「トーヨー伊賀ソーラー」を設置し、今秋稼働を始めた。来年3月には二本松工場(福島県)、和歌山工場(和歌山市)にも設置予定。総発電出力約2・1メガ㍗に相当する大規模太陽光発電事業になる。

 同社は、平成11年に和歌山工場とサイタマ工場(埼玉県)、ことし3月にリンクウ工場(大阪府)に太陽光発電を導入。今後増強を予定している二本松工場と和歌山工場を合わせると、年間予測発電量は2316メガ㍗時となり、同社の各事業所で消費される年間電力量の2倍(一般家庭約700世帯の年間電力量)に当たる。また、年間1273㌧以上のCO2削減効果があるという。

 同社は、これまでもBG無洗米の普及によるCO2排出削減、精米工場全体の省電力化事業など環境への取り組みを行ってきた。本格的な太陽光発電事業の開始により、保有資産の有効活用を図るとともに、自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減に貢献していくとしている。


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