「百合山の自然と遺跡を生かす会」の大井一成会長ら有志7人は16日、大和街道の基点(京橋北詰)から5里目の一里塚に当たる紀の川市打田の旧竹房一ノ宮神社本殿(県指定文化財)敷地内に石碑を建てた。
市民らへの周知が目的。石碑の設置の話は旧打田町時代からあったが、ことしに入り本格的に準備を進めてきた。
石碑の高さは約1㍍50㌢、幅約20㌢、厚さ約12㌢。大井会長らは、スコップで約30㌢程度の穴を掘り、その穴に石碑を建てた。その後コンクリートで穴を塞ぎ、固めた。大井会長は「地元をはじめ多くの県民の方に知ってもらえればうれしい」と話している。