和歌山西署は18日、和歌山市舟津町の無職、女性(44)が預金名目に現金10万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表し、同類の詐欺に注意を呼び掛けている。
同署によると、同日午前10時10分ごろ、女性の自宅に都市銀行の和歌山支店長を名乗る男が訪れ、「口座開設してもらえれば懸賞金10万円を支店長裁量で当たるようにする」などと言葉巧みにだまされたという。男は見た目が60歳前後の白髪交じりの薄毛、大きな四角の銀縁眼鏡を着用していたという。同様の訪問が先月下旬に市内で3件確認されているが、被害者はいないという。