同僚に暴行したとして、県は13日、海草振興局建設部総務調整課(和歌山市築港)の男性主事(28)を同日付で減給10分の1(3カ月)の処分とした。同部と監察査察課は会見を開き、「暴行は公務員としても社会人としても許しがたい行為。県民の信頼を失墜させた」と陳謝した。
同部によると、主事はことし4月に赴任。7月11日、同部の男性主任(40代)との業務のやり取りに不満を感じ、主任の顔面を2回右手で殴打。主任に左眼球周囲の骨を折るけがをさせた。治療不要な程度で、2人は翌日から通常通り勤務している。また管理監督責任者の同部総括専門員を訓告処分。同部は今後、職員を対象に研修を開くなどして再発防止に努めるとしている。