和歌山西署は10日、社債販売名目に和歌山市内の高齢女性が現金4800万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、ことし6月中旬ごろ、女性の自宅に「㈱日本クリーン産業」の社債購入を促すパンフレットが届いた。その数日後に、「日本クリーン産業の社債を購入すれば、その社債を高く買い取る」などと別の複数の会社から電話があったため信用し、購入を決断。同月26日から7月24日ごろまでの間、5回にわたって、自宅に現金を受け取りに来た日本クリーン産業の社員に現金を手渡したという。
社債の配当金が今月10日に振り込まれるはずだったが振り込まれず、会社とも連絡が取れなくなったため詐欺だと気付いたという。