県バレーボール協会(田端薫会長)は8日、第27回JOCカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選手団を発表。和歌山市中之島の県体力開発センターで結団式が行われ、男女各12人の選手に認定証が手渡された。大会は12月25日から4日間にわたり大阪市中央体育館を主会場に、男女各48チーム(代表47、開催地1)の熱い戦いが繰り広げられる。県代表は週末を利用して合同練習等を重ね、過去最高順位(男子8強、女子16強)突破を目指す。
結団式には全選手が出席。県バレーボール協会の山下直也副会長が、2020年のオリンピックが東京に決まった早朝のホットなニュースを交えながら「7年後、東京で56年ぶりのオリンピックが開催される。2年後には和歌山県で国体が開かれる。県内からオリンピック選手が誕生することを願い、感動を忘れることなく皆さんの活躍を期待する」とあいさつした。県中体連バレーボール専門部の高岸隆行部長も「この仲間との絆を大切に、一つでも多く勝ちたい、一つでも多く試合をしたいという気持ちを持って大会に臨んでほしい」と激励した。
男子選手には山下副会長、女子選手には東内敏幸副会長から認定証が手渡され、選手たちも代表となった実感をかみしめ気を引き締めていた。
大会に向け男子代表の小佐古監督は「スタッフ一丸となって、子どもたちの能力を引き出し、元気で明るく力強いチームを作りたい」とし、宇治田主将は「一人ひとりが声を掛け合い、チームとしてみんなが楽しい雰囲気を大事にしたい。大会では予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を目標に頑張る」と闘志を燃やした。女子代表の小阪監督は「身長はあまり高くないが、明るさを前面に出し、一つでも多く勝てるように選手と共に日々精進する」とし、玉段主将も「最初思っていたよりも、みんな明るい。一緒に、長く試合ができるように全力を尽くしたい」と意欲を見せた。代表スタッフ、メンバーは次の皆さん。
《男子代表》監督=小佐古浩志(岩出)▽コーチ=青枝壮一郎(河北)▽マネジャー=福田真紀(湯浅)▽主将=宇治田陸(河北)▽選手=根來直輝(荒川)上田萌生(同)木村尭滉(岩出二)福田敦士(明和)山本佑稀斗(同)吉田有輝(同)立花瑞樹(河北)田村龍宝(同)山中慎(日進)原田翔馬(開智)安部潤一郎(同)
《女子代表》監督=小阪正之(上富田)▽コーチ=林まゆみ(大成)▽マネジャー=北東謙治(巽)▽主将=玉段寿々佳(巽)▽選手=平田菜月(紀伊)西真穂(東)山田千華(信愛)藤岡彩紗(西和)貴志うらら(亀川)谷口美和(耐久)稲葉悠梨(日高)西野茜(高城)冨山唯(同)山見明日香(松洋)樫原美陽(上富田)