独身の子どもを持つ親同士の代理見合い「結婚支援フォーラム」が10月2日午後1時から、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれる。一般財団法人良縁親の会(本部=京都市、脇坂章司代表理事)が主催し、これまで全国各地で計140回以上、約1万2200人が参加。ことし6月には映画化されるなど「親の婚活」が話題を呼んでいる。
未婚率の上昇問題を解消しようと、長年ブライダル関係の仕事をしていた脇坂代表が平成17年に「良縁親の会」を設立し、活動を始めた。和歌山では21年から開催しており、約160人が参加。今回で4回目となる。
参加するには資料を請求し、送られてきた申込用紙に子どもの職業や年齢、特技、求める相手像などを書いて返送。開催前に参加者の匿名データ一覧が届き、それを参考に当日、関心のある親と面談し、話が合えば子どもの写真や身上書を交換する流れになっている。交際や結婚が決まっても報告の必要はなく、謝礼もいらない。
また、同団体はカウンセラーを配置し、電話相談の他、個別相談、お見合い立ち会いといったアドバイスもしている。脇坂代表理事は「皆さんの力になれるように精いっぱい対応していきます」と話している。
定員100人(先着順)。参加費一人1万円。申し込みは同団体(℡075・213・0506)。申し込み締め切りは9月25日。県経営者協会が後援している。