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人身事故の和歌山市職員を減給処分

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 公用のごみ収集車を運転中に人身事故を起こしたとして、和歌山市は28日、市民環境局収集センターの男性技術主査(58)に対し、平均賃金の1日分の2分の1を減給する懲戒処分を行った。

 市人事課によると、技術主査は昨年12月12日午後1時15分ごろ、同市島橋東ノ丁の国道26号をごみ収集車で北進中、右折待ちの車の後ろで停止した2台の軽乗用車に追突した。軽乗用車を運転していた市内の主婦(57)と有田川町の女子学生(21)はいずれも首をねんざする軽傷を負った。

 現場は右折レーンのない交差点で、技術主査はごみ収集の業務を終えて事務所に戻る途中だった。前方不注意で軽乗用車の停止に気付くのが遅れたという。

 6月に示談交渉が成立したことを受け、今回の処分が決まった。

 また、管理監督責任として、当時の市民環境局西事務所長を訓告処分とした。


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