カフェに設置したゲーム機で賭博していたとして、和歌山東署などは26日、和歌山市内に住むカフェ経営者の男ら4人を常習賭博容疑で、客の男女2人を賭博容疑で逮捕した。
同署によると、常習賭博容疑で逮捕されたのは、同市黒田のカフェ「ローレクス」経営の水迫祥平(50)=善明寺=と、いずれも店員の垣内弘幸(50)=松江中=、森田加代子(46)=堀止東=、新家加文(49)=福島=の4容疑者。26日午後2時20分ごろ、店舗内でスロットマシン画面のゲーム機「エイトライン」を使い、客に賭博をさせたという。
数カ月前に「店で賭博が行われている」との情報を入手していた捜査員が同日、店舗に突入し、森田と新家の2容疑者、客で遊技していた50代男性と30代女性の2人を現行犯逮捕した。水迫容疑者は「賭博にはかかわっていない」と容疑を否認しているものの、他の5人はいずれも容疑を認めているという。
捜査員が店内を調べたところ、機械は9台(1台2画面)設置。1ポイント最低20円のレートで賭博を行っていたとみられている。同署はかなり以前から賭博を行っていたとみて帳簿などを調べ、経営実態や売上金の流れなどの解明を進めている。