交通安全への興味と関心向上を目的にした交通安全子供自転車県大会(県警など主催)が24日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールであり、県内各地の小学生17チーム68人が練習の成果を披露した。
ことしで48回目。競技は安全走行、技能走行、学科の3種目で審査。安全走行テストでは、交差点や踏切などを「後方よし! 前方よし! 発進!」と声を出し、手信号で周囲に合図を送りながら走行した。その他、技能テストでは、S字やジグザグ、デコボコ走行など熟練度が試され、学科テストでは、交通規則、道路標識・標示、自転車の安全な乗り方などの問題に挑戦した。約1カ月練習してきたという日高川町立三百瀬小6年生の湯川敦也君(11)は「練習の成果が出せました。普段から交通ルールを守ります」と話していた。