第44回和歌山市軟式野球連盟学童部春季大会・第20回㈱紀陽銀行杯争奪大会が、 7日開幕した。 あいにくの荒天のため、 リニューアル工事を完了した紀三井寺球場での2年ぶりの入場行進は短縮バージョンとなったが、 球児たちは憧れの球場の土をしっかり踏みしめた。 選手を代表して八幡台の佐々木仁暉主将が、 「支えてくれた人たちへの感謝を胸に全力でプレーする」 と、 冬に逆戻りしたような北風を吹き飛ばすはつらつとした宣誓で、 熱い戦いの始まりを告げた。
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前日からの悪天候のため、 同球場での開会式や入場行進が危ぶまれたが、 改修工事で昨年できなかった分、 この日を待ちわびた選手たちのため、 グラウンド1周の行進順路を左翼側からバックネット前までに短縮して実施。 市内の小学校校長らが見守る中、 前回A級優勝の小倉を先頭に選手たちは、 1歩1歩を確かめるように元気よく行進した。
今回は、 今福と吹上が合同チームで出場するためA級からC級まで合わせて60チーム786人が参加した。 学童部・田上英勝部長の開会宣言の後、 香山正人大会長は 「野球シーズン到来だ。 わくわくしてこの日を迎えたことだと思うが、 オフの間に鍛え、 たくましく育った皆さん、 新しくチームに加わった皆さんの活躍に期待する」 とエールを送った。
選手宣誓を務めた佐々木主将は 「これまで支えて下さった、 たくさんの方々への感謝の気持ちを胸に、 最後の1球まで、 仲間とともに力を合わせ全力でプレーする」 とお父さん (則幸さん)、 お母さん (久美子さん) と一緒に考えた言葉を1つひとつかみしめながら披露、 試合での健闘を誓った。
同日の試合は、 天候や各グラウンドの状況から、 13日に順延となった。