ミカンや梅など、さまざまな県産品の魅力をPRする県の「おいしい!健康わかやま産品応援隊」に、県内出身で、ロンドン五輪体操日本代表で活躍した田中3きょうだいの田中和仁さん(28)、理恵さん(26)、佑典さん(23)が就任した。3人の健康で元気なイメージにあやかり、首都圏での県産品のPRや販路拡大を目指す。
それぞれに役割を設け、「健康」キャプテンに和仁さん、「美容」に理恵さん、「元気」に佑典さんが就任した。
3日に県庁で行われた委嘱状交付式には、代表で理恵さんが出席。仁坂吉伸知事は「和歌山産品の『おいしい、健康』の言葉には、3きょうだいが世界中で一番ぴったり。おいしいだけでなく、体にもいい和歌山の産品を全国の皆さんに食べていただきたい」と期待し、知事から委嘱状を受け取った理恵さんは「梅干しは大好きで毎日食べている。自分が食べている和歌山の梅干しや果物を、しっかり皆さんに伝えていきたい」と意気込んでいた。
今後3人は首都圏での県産品PRイベントなどへの出演をはじめ、フェイスブックやツイッターなどを活用し県産品の情報を発信する。
理恵さんはこの日早速、初仕事として、和大付属小学校での「わかやまポンチ試作コンペ」に特別審査員として参加した。