和歌山市の高松子ども見守り隊は、昨年8月から青色防犯パトロールカー(青パト)を導入し「安全で安心な住み良いまちづくり」を目指し、活動を続けている。このほど、公益財団法人「日本財団」の助成を受け、新しい青パトの導入が実現し、3日、日本財団の担当者を東京から招き、同市宇須の宇須井原神社で青パト贈呈式を行った。
日本財団公益チーム高橋秀章さんから石井太郎隊長へ青パト車のキーが贈呈された。高橋さんは「青パトがこれまでのパトロールに加え、安心安全なまちづくりのために活用されることを願っています」とあいさつした。
同神社で交通安全祈願を済ませた後、子ども見守り隊・小泉昌信副隊長の運転で神社を出発。この日から、児童の下校時間に合わせ高松小学校区を走行し、地域の安全を見守るために使用される。
石井隊長は「パトロールを始め、子どもたちが元気にあいさつをするようになった。防犯のために公園などの見回りも行っていく」と話している。