和歌山北署は25日、和歌山市松江東の会社員、山下こと李晟吾容疑者(21)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
同署によると、李容疑者は同日午前6時50分ごろ、同市梶取の県道紀ノ川停車場線で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。
李容疑者が同県道を南進中に、左端を歩いていた身元不詳で年齢70~80歳の女性を車ではねたという。
「歩行者と衝突した」と李容疑者からの110番通報で駆け付けた署員が調べたところ、酒気帯び運転が発覚した。
女性は、意識不明の重体で市内の病院に搬送され、事故から約10時間後に両肺挫傷の出血により死亡が確認された。
現場は河北コミュニティセンター前。