和歌山城で万葉植物を見つけながら散策するイベントが25日午後1時から、和歌山城内で開かれる。
紀伊万葉ネットワーク(村瀬憲夫会長)主催の、万葉歌を気軽に楽しむ「万葉玉手箱」の特別企画。万葉植物研究家の馬場吉久さん、山元晃さんが案内する。
同会によると、城内を歩くと「たで」や「まゆみ」など多くの万葉植物が見られ、県の「レッドデータブック」で絶滅が心配されているツメレンゲなど、希少な植物に出合えるという。
同会では「ロマンあふれる万葉歌の解説にうっとりした後は、天守閣から加太や和歌浦で詠われた万葉歌を味わいながら、爽やかな秋景色を楽しみましょう」呼び掛けている。
参加費500円(和歌山城天守閣入場料、保険代、資料代含む)。1時に和歌山城一の橋大手門に集合。飲み物や雨具を持参し、歩きやすい服装で参加を。申し込みは事務局の木綿さん(℡090・9152・5947)。当日参加もOK。