紀の国わかやま国体は27日から競技が本格的にスタート。県代表「チーム和歌山」の選手は、自転車となぎなたで優勝、ライフル射撃で準優勝するなど活躍を見せており、予選を順調に通過するなど、上位進出に期待が高まる競技も多い。
自転車は27日、印南町黒潮フルーツライン特設コースで個人ロードレースが行われ、成年男子で窪木一茂(26)=県教育庁=が優勝した。1周15・8㌔のコースを8周する計126・4㌔で争い、窪木は2位に6秒差をつける3時間42分00秒でゴールした。
なぎなたは27日、九度山町の九度山文化スポーツセンターで行われ、少年女子の演技で、石原葉月(18)=近大付属新宮高3年=・西平春菜(17)=和歌山信愛高3年=ペアが県勢初めてとなる優勝を飾った。
石原・西平ペアは、1回戦から準決勝の5試合をいずれも5―0と相手を寄せ付けず、決勝では奈良の木村・福岡ペアを4―1で敗って頂点に立った。
バレーボールは27日、橋本市の県立橋本体育館などで行われ、県勢は成年男子・女子が1回戦で敗れたが、少年女子は和歌山信愛高が香川選抜を2―0で下して2回戦に進んだ。