サッカーは27日、紀の川市の桃源郷運動公園陸上競技場など県内各地で始まった。成年男子県代表は同競技場で高知代表と対戦し、1―2の逆転負けを喫した。少年男子は東京を2―1で下し、2回戦に進んだ。
和歌山は先日、関西サッカーリーグ1部で優勝を飾ったアルテリーヴォ和歌山のメンバーでチームを構成して挑んだ。 和歌山は立ち上がりからパスミスが目立ち、リズムをつかめない苦しい時間帯が続いたが、前半18分に左コーナーキックからFW大西が頭で合わせ、先制点を奪った。
1点リードで迎えた後半も、高知にボールを支配される時間が続き、セットプレーから失点すると、さらに逆転弾を許した。攻勢に出る和歌山は、DF寺本を前線に上げてパワープレー。終了間際の決定的な場面もゴールキーパーに阻まれ、勝利まであと一歩届かなかった。
坂元要介監督は「緊張からか選手たちの動きが悪く、自分たちのペースで試合を運べなかった」と振り返った。