加太観光協会(利光伸彦会長)は28日、和歌山市加太の加太海水浴場で海開きを行い、海水浴シーズンが始まった。この日は海の安全祈願と海岸清掃の後、市立加太小学校(堀優子校長)の4~6年生60人が一足早く地元の海を楽しんだ。
安全祈願では加太春日神社の井関摩美子宮司が神事を行い、参列した関係者が玉串をささげた。
児童が初泳ぎをした午前11時の加太・友ケ島付近の気温は23・3度。児童らは入念に準備体操を行った後、先生の合図で一斉に海へ。思い切って飛び込んだが「めっちゃ冷たい!」といったん浜に引き上げる児童も。潜ったりしてことし初めての海を満喫した。
6年生の名方橘花さん(11)は「冷たかったけど楽しかった。この夏は海にたくさん入りたい」と笑顔で話していた。
海水浴場の開設は8月31日まで。午前9時~午後5時。