和歌山市の魅力発信につなげようと、 市は50㏄以下の原付向けの 「ご当地ナンバープレート」 を導入する。 5月31日までデザインを公募し、 11月からの交付を目指しており、 和歌山らしい独自のナンバープレートを付けた原付が市内外を走ることになる。
市市民税課によると、 ご当地ナンバープレートは全国約200市町村で導入されており、 県内では有田川町と上富田町が今夏ごろの導入を目指している。
静岡県浜松市は国産バイク発祥の地にちなんだバイク型とし、 鳥取県北栄町は同町出身の漫画家・青山剛昌さんの代表作 『名探偵コナン』 のイラスト入りとするなど、 各地域が特色あるデザインを採用している。
和歌山市はデザインを公募する。 サイズは現行と同じ縦10㌢、 横20㌢。 白地に濃紺の文字、 使用色は4色以内。 採用作品には5万円の商品券、 佳作 (2点) には1万円の商品券が贈られる。
同課は 「一度付けると長く使うものなので、 和歌山市らしく、 飽きのこない、 長く愛されるデザインを期待している」 と話している。
市内の原付の新規登録数は毎年7000~8000台程度で、 ご当地デザイン導入後は、 従来デザインと希望する方を選べるようにする。
応募資格は市内在住か通学・通勤者。 一人2点まで。 詳しい応募方法などの問い合わせは、 同課内のご当地ナンバープレート制作プロジェクトチーム (℡073・435・1041) へ。