来年のNHK大河ドラマ「真田丸」放送に合わせて真田幸村蟄居(ちっきょ)の地、九度山町を盛り上げようと、南海電鉄はこの秋から約1年間、幸村の赤備え甲冑(あかぞなえかっちゅう)をモチーフにした「真田赤備え列車」を高野線で運行する。
高野線2000系車両(4両1編成)の外装に「六文銭」や結び雁金(かりがね)をあしらい、甲冑の力強さや美しさを表現。内装は、一般座席は赤をベースに六文銭、優先座席は若草色をベースにハートの六文銭を取り入れたデザインにそれぞれ変更する。
併せて同町の玄関口、九度山駅の駅舎やホームも真田赤備え、六文銭などによるデザイン装飾を行い、真田ゆかりの地の特別感を演出する。