県書道資料館主催、第21回書写書道作品展の表彰式が和歌山市西汀丁の同館で行われ、特別賞の受賞者100人に表彰状が贈られた。
昨年は台風の影響で中止したため2年ぶりの表彰式。ことしは全国から硬筆3105点、漢字1924点、条幅503点、仮名9点の計5541点(前年比594点減)の出品があり、特別賞と優秀賞641点合わせて741点が入賞した。わかやま新報賞には5人が輝き、津村周社長が「おめでとう」と、それぞれに表彰状と記念品を手渡した。
同館の貴志孝生理事長は「皆さんは努力に努力を重ね、素晴らしい成果を勝ち取られた。この体験はこれからの大きな自信になる。ますます精進し、さらに飛躍を」と期待。審査員を代表し、細畠静峰実行委員長は「甲乙付け難い立派な作品ばかり。賞を付けるのがとても難しかった」と講評した。