昨年夏ごろから紀北地域や大阪、 奈良などで発生していた連続窃盗 (車上狙いなど・未遂含む) 事件で岩出署など合同捜査班は5日、 昨年12月15日に逮捕した男2人の捜査を終え、 計281件 (被害総額約650万) の犯行を裏付け和歌山区検に最終送致したと発表した。 取り調べは約8カ月間にも及んだ。
同署などによると、 送検されたのは、 共に大阪府岸和田市に住む土木作業員の松井正幸 (39) と無職の松﨑浩一 (60) の2容疑者。 2人は駐車中の車の鍵穴をこじ開け、 車内の金品を盗む手口で犯行を繰り返していた。 被害のうち現金は約220万円に上った。
2人は全ての事件で犯行を認めているという。