ロンドン五輪のアーチェリー個人銀メダリストで、近畿大学生物理工学部(紀の川市西三谷)職員の古川高晴さん(30)が2日、デンマークのコペンハーゲンで開かれた世界選手権で個人3位に入り、来年のリオデジャネイロ五輪の出場を決めた。
古川さんは世界選手権で初の表彰台に上り、五輪出場は4大会連続となる。
世界選手権最終日、古川さんは男子個人で3位決定戦までもつれ込んだが、シュートオフでエリアス・マラベ(ベネズエラ)を6―5で退け、初の銅メダルを獲得。8強以上の選手に無条件で与えられるリオ五輪出場枠を獲得した。