大阪刑務所は7月31日、和歌山市広瀬中ノ丁の同所丸の内拘置支所単独室に留置中だった40代の男性収容者が死亡したと発表した。
同所によると、同収容者は同日午前9時25分ごろ、同室の壁にもたれかかるように倒れているところを同所職員に発見され、声掛けにも応じなかったことから、119番通報。その後すぐに呼吸が停止したという。
職員の発見から約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。熱中症の疑いがあるという。
この他、この日、50代の男性収容者も熱中症とみられる症状で、意識不明の状態で病院に搬送された。
和歌山地方気象台によると、同日午前9時には、すでに真夏日の基準の30度を超える31・2度に達していた。