和歌山市は21日、酒気帯び運転で検挙された消防局消防副主事の男性職員(26)を停職3カ月の懲戒処分とした。
市消防総務課によると、副主事は非番だった5月4日午後9時15分ごろ、木ノ本で自家用車を運転中、警察の飲酒検知を受け、酒気帯び運転で検挙された。同8時半ごろから友人と市内の焼き鳥店で生ビール2杯弱を飲み、友人が急に帰る用事ができたため、友人の車の場所まで送っていく途中だったという。副主事は、当初は飲食後に運転代行を利用するつもりだったとし、「認識が甘かった。大変なことをした」と話したという。
副主事は6月5日に和歌山簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、19日に納付した。12日には90日間の運転免許停止処分を受けた。
また、管理監督責任として、副主事の上司の消防司令長を訓告処分とした。