第97回全国高校野球選手権和歌山大会は大会5日目の13日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で2回戦3試合があり、第1試合は向陽が伊都を6―2で破り、3回戦に駒を進めた。
5日目
第1試合
向陽 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 6 |
伊都 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
〔向〕増井、田村―神藤〔伊〕河村―下垣内▽2塁打=宮井、増井(向)
向陽は2―2の同点で迎えた4回、1死1、3塁の場面を演出すると、國廣の適時打で勝ち越しに成功し、続く神藤が左前に運んで加点。7、8回にも1点ずつを加え、手堅い攻撃でリードを広げた。投げては先発の増井が走者を背負いながらも要所を締める粘りの投球。最終回は田村が打者3人をきっちり抑えた。
堀内監督は「選手たちは緊張していたが、後半は展開に恵まれ、いつも通りの試合を進めることができた。ほっとしている」と話した。