日本男子バスケットボール界の統合新リーグ入りを目指す和歌山トライアンズ(運営=一般社団法人プロバスケットボール運営委員会)は18日午後2時から、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で、練習生獲得に向けた一般公開トライアウトを実施する。7月に入り、前ヘッドコーチの石橋貴俊氏が、今後の活動の拠点を和歌山に置き、トライアンズ支援に関わっていくことを自身のブログで発表するなど、希望の光が見え始めた。
同委員会関係者によると、トライアウトには県内外から複数の応募があり、当日が楽しみな状況という。テストは、体力やスキルを見た後に、5対5のピックアップゲームで審査する。合格基準は、技術のみならず、人間性についても評価する予定で、ブースターに愛される選手発掘も注目される。
石橋氏が支援表明 石橋氏は2日に自身のブログを更新し、「2014―15シーズン、和歌山トライアンズには多くの問題、危機がありましたが、たくさんのみなさんの協力、支援があって最後まで走り続けることができました」と感謝の言葉を載せ、「私、石橋も和歌山に残って、新リーグ参加に向けた活動の手助けをしていくことになりました」と報告した。
また、トライアンズ支援の他、大阪や奈良など関西を中心に子ども向けのバスケットボールアカデミーのコーチを務めるなど、幅広い面からバスケ界を盛り上げていく考えを示した。